2024/11/03
俺の平穏は、あっという間に姿を消した。遡ること一ヶ月前??。何の前触れもなく、親父が連れてきた再婚相手。それは、俺と同じ学園に通っている、1つ下の後輩だった。名前は有紀奈さん。髪を染めてて肌は焼けててノリが軽くて、いわゆるギャル系な女の子だ。地味で冴えない俺とは、どう考えても相性が悪い女の子だった。だからこそ、新しい生活の中でもなるべく関わらないようにしていたんだが……。ため息をつきたくなるほどのイチャイチャっぷりに加えて、ほとんど毎日聞こえてくる、親父と有紀奈さんが交わる声。俺は、悶々とさせられっぱなしだった。そんな日々を過ごすなか、事件が起きる。風呂場に突撃してきた有紀奈さんに、俺は弄ばれてしまったのだ!「そうだ、いいこと思いついちゃった。家事をやってもらう代わりに、童貞のあんたを調教してあげる♪」義母で、学園の後輩で、そしていわゆるギャルな有紀奈さん。そして、そんな彼女の“遊び”のターゲットにされてしまった俺。いったい、これからどうなってしまうんだ……!?